
ガーゼ 晒
ガーゼは綿密度が粗く、ふんわり柔らかで通気性に優れた織物です。
木綿の生地を漂白したもので、通気性と吸水性に優れ、お肌にやさしく昔から重宝されてきました。
主な用途は、手ぬぐい、腹帯や布おむつなどに適しています。
また、和装用肌襦袢、ベビー用肌着、マスク、医療用ガーゼや包帯、料理の濃し布蒸し布、ふきん等に使われています。
#さらし 浴衣 手ぬぐい 手拭い てぬぐい 料理 豆腐 腹帯 布おむつ マスク 襦袢 ガーゼ 木綿 国産 漂白 無漂白 蒸し布 和菓子


洗濯後は表面の糊が落ちガーゼ本来の柔らかな表情がでます


ガーゼ晒の種類
ガーゼ(月):糸番手40 (太めの糸) / 糸の打ち込み本数65 (目の詰まりはかなり粗目)
ガーゼ(雪):糸番手40 (太めの糸) / 糸の打ち込み本数80 (目の詰まりは粗目)
ガーゼ(天):糸番手40 (太めの糸) / 糸の打ち込み本数90 (目の詰まりは少し粗目)







【検証】糸番手や糸の打ち込みによる吸水性の比較 / 黒の染料に1分浸した後自然乾燥
スクロールできます
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ガーゼ(雪)![]() ガーゼ(雪) ふんわり柔らかで通気性に優れている分綿密度が粗いので乾燥中に水分(染料)がどんどん浸透している。包帯、料理の濾し布向き。 | 梅(文)![]() 梅(文) 福(文)よりも綿密度が粗くざっくりとした風合いでガーゼと比べると均等に水分(染料)が浸透している。ふきん、手ぬぐい、料理の濾し布向き。 | 福(文)![]() 福(文) 梅(文)に比べると綿密度が細かいが梅(文)同様に水分(染料)が浸透している。ふきん、手ぬぐい、料理の濾し布向き。 | 天(上文)![]() 天(上文) 福(文)よりも綿密度が細かく吸収力も高く、吸い上げた染料の色を比較的保っている。手ぬぐい、肌着、染色向き。 | 寿(特岡)![]() 寿(特岡) もっとも綿密度が細かい生地。染料の色を保ち水分があまり浸透せずにとどまっている。上質な手ぬぐいや和装裏地、肌着、染色向き。 |

