交織 のれん 柿渋染め暖簾(先染め)
先染めの糸を使用
柿渋や墨を使って糸から染め、生地に仕上げました。
糸から染める「柿渋染め」や「墨染め」は、糸1本1本を何度も染料に浸して染める手間のかかる作業です。
出来上がりに時間はかかりますが、その手間の分暖かみのある希少性の高いモノに仕上がります。
柿渋糸を墨糸やインディゴ糸と交織(こうしょく)することで、新しい風合いの生地が生まれました。
柿渋染め
青い渋柿をすりつぶして果汁を絞り、発酵熟成させたものを柿渋と言います。柿渋に含まれるタンニンには、防水効果・防腐効果・防虫効果・耐久性強化などがあり、昔から染料や塗料として生活の中で使われてきました。青柿の果汁は薄い緑色をしていますが、発酵させ寝かせておくと、だんだんと濃い茶色になっていきます。染める季節や温度・湿度など環境によって違った表情(染め上がり具合)が楽しめるのも柿渋染めの魅力と言えます。
取り扱いにおける注意事項について
- 商品に使われている生地は「天然染め」のため、色落ちや縮みが生じることがあります。
- 染料の性質上、水や汗に濡れた時や強くこすられた場合、他のものに色移りする事がございますので、濡れたままの放置はお避け下さい。
- お洗濯の際は、単品で手洗いする事をお勧めします。
- すべて手作業にて染め上げておりますので、染めの時期や気候、温度など自然環境に左右されやすい生地となっております。
- 生地のロットごとに「風合い」や「色合い」が若干異なる場合がございます。
商品仕様
- 素 材:綿100%
- 幅85cm×長さ110cm、チチの長さ:約4.5cm(チチ5個付き)
- 色:#1 柿渋×柿渋染、#2 柿渋×墨染、#7 インディゴ×墨染、#6 柿渋×インディゴ
- 生産地:日本
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